いったいなぜ?受動態なのに能動態な英語のヒミツとは!?
みなさんこんばんは!今週も「瞬間英作文アプリ An Instant Reply」で英語脳を鍛えてくださいね!
さて本日はよく使うのに理由がなぜだかわからない英語をご紹介します!
まずは以下のセンテンスをご覧ください!
“Are you finished?”
この文の意味、皆さんわかりますか?
「終わったの?」
何となく単語で意味はわかると思うのですが、なぜ受動態なのに「終わったの?」という能動態の意味になるのでしょうか?
まずは簡単に復習です。
受動態の基本的は“be動詞+過去分詞”で「~される(いる)」と言う意味になります。
この公式に当てはめると、上の文は疑問文になってはいるものの“be動詞+過去分詞”の形になっていますよね。
だとすると意味は「もう終わらされたの?」とならないとおかしいですが、ここでは能動的な「終わったの?」という意味になっています。
ではここでもう一つ受動態で大事な事を思い出しましょう。
それが、受動態で使われる動詞は他動詞でなくてはいけない。
これが非常に大事なポイントです。
一見この“finished”、他動詞だと思ってしまいそうですが、ここでは自動詞で使われています。ちなみに自動詞で使われた時は「終わる」「済む」という意味になります。
さらに自動詞が過去分詞でbe動詞のあとに使われると「~された」という意味にはならずに、「~した」という完了の用法に近い意味になります。
他にも“I’m done.”(「終わったよ」)や“He is gone”(「彼は行ってしまった」)なんかもそうですね!
ちなみに理解してもらう為に少し詳しく説明しましたが、このように使われる“finished”、“done”、 “gone”は形容詞と理解すればOKです。
いかがでしょう?
皆さん今まで、この辺を曖昧に使ってきませんでしたか?
CHUNK単位で英作文をすることでこういった細かい部分もひろえるようになるので、注意してみてくださいね!!
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