瞬間英作文で注意したい分詞の時制

みなさんこんにちは!!

本日は瞬間英作文/英会話練習アプリ An Instant Replyから、瞬間英作文の練習のうちに英会話をイメージして気をつけたい文法項目をご紹介します!


本日のテーマ

分詞の時制に気をつけよう!!

です。


本日ご紹介する内容は、瞬間英作文/英会話練習アプリ An Instant Replyのコンテンツ「高校文法総復習 ALL IN ONE Basic」の【9.分詞】に含まれています。


早速ですがまずは以下の1文を瞬間英作文してみてください。


「少し酒を飲んだTedは、自分で車を運転して帰宅することはしなかった。」


本日のテーマは分詞ですので、接続詞などではなく分詞を使って瞬間英作文をしてみてください。


この問題のポイントは時制です。

時制に関しては瞬間英作文をしていて、「三人称単数のs」と並んで間違いやすいポイントの一つであり、テンポの速いスタイルの瞬間英作文学習で、間違いに気付きにくい項目でもあります。


では正解を見てみましょう。

“Having drunk a bit, Ted didn’t drive himself home.”

となります。


時制の差を意識しよう

この“Having drunk a bit, Ted didn’t drive himself home.”は2つのセンテンスに分けることができますね。


1.Ted didn’t drive himself home.

2.He had drunk a bit.


この1と2のセンテンスには時間的な差があります。

2の方がより過去の話をしているので、センテンスを分けた場合、大過去が使われています。


「お酒を飲んだ」という行為の後に、「車を運転しなかった」という行為が起きています。


この時間の違いを分詞で表現するには、完了形を使う必要があります。

仮に完了形ではなく、“Drinking a bit , Ted didn’t drive himself home.”とすると、「彼は少し飲みながら、自分で車を運転して帰宅することはしなかった。」という意味になり、「飲む」という行為と、「運転をしなかった」という行為が、同時に起きたような印象になってしまいます。


なので、時制の違いを明確にするためには、“Having”を伴って完了形を使う必要があります。

このような文法的な部分を、瞬時に操れるようになるには瞬間英作文で繰り返し練習する必要がありますが、それ以前に解説を読み理解していることも重要です。


聞き流しで瞬間英作文学習をされている方も多いと思いますが、「高校文法総復習 ALL IN ONE Basic」には、豊富で細かな解説がしっかりのっていますので、瞬間英作文をして、文法が少し不安だなと感じだ場合は、各問でアプリの画面下に記載されている解説文も目を通してみてくださいね!


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実はきちんと意識しておかないとまずい英語の未来形とは!?

みなさんこんにちは!

本日のブログでは瞬間英作文アプリ An Instant Replyに登場するフレーズから気をつけたい文法事項に関してご紹介します!


テーマはズバリ

英語の未来系って少し複雑!?

です。それではいきましょう!



未来都市

まず皆さんに一つ思いだして頂きたい事があります。

それは「時や条件を表す『副詞節』では単純未来をwillではなく『現在形』で表す。」ということ。このルールに関しては中学校の頃から何度もきかされているのではないでしょうか。


ではそれをふまえた上で、以下の二つのフレーズを見てください。


1:Do you mind if I turn up the heat a little ?

「少し温度を上げてもかまいませんか?」


2:Do you know if they will be back in the near future ?

「彼らが近い将来戻ってくるのかどうか、知っている?」


両方ともif節が使われていますが、if節以下は未来の文脈なのに2番ではwillが使われ、1番では使われていません。


この違いはなんでしょうか。先ほど皆さんに思いだしていただいた事をもう一度思い出してください。


「時や条件を表す『副詞節』では単純未来をwillではなく『現在形』で表す。」

この『副詞節』というところがミソですね。


節の品詞を意識してみよう!!


1のif節「私が温度をあげたら」は「気に障りますか?」という動詞にかかっていますので副詞節になります。(動詞を修飾出来るのは副詞ですね。)

“if I turn up the heat a little ?”という条件が“mind”にかかっている。


続いて2番を見てみますとif節「彼らが近い将来戻ってくるのかどうか(ということ)」は「知っている」という動詞の目的語になっています。

“if they will be back in the near future ?”は“know”の目的語。

目的語になれるのは『名詞節』なので「時や条件を表す『副詞節』では単純未来をwillではなく『現在形』で表す。」というルールに当てはまりません。


ですので名詞節の場合は未来を表す文では素直に“will”を使います。


いかがでしょう。

ちょっと難しいという方はまずじっくり文を訳して、副詞節か名詞節かを判断できるようにしてみてください。

見分け方の一つとして、副詞節なら動詞や文を修飾する、名詞節なら「~ということ」と、名詞的な訳をつけ足すことが出来るのがポイントです。


ぜひ週末に復習してみてくださいね!


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ちょっと複雑…英語の状態動詞ってなあに!?

こんにちは!瞬間英作文アプリ An Instant Reply運営部です。

本日も英語学習に役に立つようなTIPSをお届けします!

前回の記事では動詞の現在形の基本的な考え方をご紹介しましたが、覚えていますでしょうか?まずは簡単におさらいしてみましょう!

現在形の基本的な意味・・・

①現在の習慣や固定的なこと、ようするにいつもの事を表す。

“I always go to school by bus.” 私はいつもバスで学校に行きます。

②物事の原理や法則上、変わらないことを表す。

“The earth moves around the sun.”地球は太陽の周りを回る。

ロンドンバス

思いだせましたでしょうか?ちょっと不安と言う方は、前回の記事も合わせて読んでみてくださいね!

このような二つの基本的な考え方が現在形にはあるのですが、実はこの考え方からはみ出してしまう動詞もあります。それがという状態動詞と言われる部類のもの。

動詞は通常、動作動詞と状態動詞に分類されます。

動作動詞と言うのはその名の通り「~をする」「~になる」のような動作を表す動詞ですね。

例えば“speak(話す)”、“play(遊ぶ)”などです。簡単に言うと、その動作をすぐにやめたりでき、動作を行うのに何らかの意思がある動詞です。

では状態動詞はと言うと、「~している」「~になっている」という状態を表す動詞ですね。状態動詞は動作動詞とは違ってその動作を即座にやめたりできず、また、自分の意志でどうすることも出来ない事や、自然に起きたことなどを表します。

例えば“have(持っている)”、“know(知っている)”、“want(欲しい)”などです。

ではこの状態動詞はどのように現在形の考え方からはみ出すのでしょうか。前回の記事で、「今していること」を表す際は現在形ではなく現在進行形を使うと言いました。

例えば以下の文を見てください。

①“He often listens to the music after lunch.”

②“He is listening to the music.”

レコード

①の文は「彼は昼食後によく音楽を聴きます。」という意味です。これは現在形の文ですが現在聴いているということを言っているのはなく、習慣的に、お昼の後、彼はよく音楽を聴く行為をするという事を表しています。

一方②は「彼は音楽を聴いています」という今、この瞬間の動作を表しています。

このように現在のことであっても、それが習慣的な行為か、今だけの行為かで動詞の形を変えなくてはいけません。

しかし、この考え方は基本的に動作動詞に当てはまるもので、実は状態動詞には当てはまりません。ではなぜかと言うと、先ほど述べたとおり、状態動詞は動作動詞とは違ってその動作を即座に止めたりできず、また、自分の意志でどうすることも出来ない事や、自然に起きたことなどを表す為、「今だけの動作」という考え方をしないのです。

例えば以下の文で動作動詞と状態動詞の違いを見ましょう。

①“I’m listening to the radio.”

②“I hear a strange sound from outside.”

①は「私はラジオを聴いています」という意味で、ここで使われている“listen(聴く)”という動詞は、自分の意志でその動作を行っています。

②は「変な音が外から聞こえる」という意味で、ここで使われている“hear(聞こえる)”という意味の動詞は、自分の意志とは関係なく音が聞こえる(自分でそれを聞こうと思って聞いているのはない)状態を表しています。

このように状態動詞は行為に意志がない為、始まりや終わりを意識することがありません。なので、常に現在形の形で表現されます。

いかがでしょう?ちょっとはつかめましたでしょうか。ちょっと複雑になりそうなので本日はこの辺にしておきたいと思います。

2回続けて少し重めな内容となってしまいましたの、次回はちょっと軽めな、すぐに使えるような内容をお届しますね!

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