実はきちんと意識しておかないとまずい英語の未来形とは!?
みなさんこんにちは!
本日のブログでは瞬間英作文アプリ An Instant Replyに登場するフレーズから気をつけたい文法事項に関してご紹介します!
テーマはズバリ
英語の未来系って少し複雑!?
です。それではいきましょう!
まず皆さんに一つ思いだして頂きたい事があります。
それは「時や条件を表す『副詞節』では単純未来をwillではなく『現在形』で表す。」ということ。このルールに関しては中学校の頃から何度もきかされているのではないでしょうか。
ではそれをふまえた上で、以下の二つのフレーズを見てください。
1:Do you mind if I turn up the heat a little ?
「少し温度を上げてもかまいませんか?」
2:Do you know if they will be back in the near future ?
「彼らが近い将来戻ってくるのかどうか、知っている?」
両方ともif節が使われていますが、if節以下は未来の文脈なのに2番ではwillが使われ、1番では使われていません。
この違いはなんでしょうか。先ほど皆さんに思いだしていただいた事をもう一度思い出してください。
「時や条件を表す『副詞節』では単純未来をwillではなく『現在形』で表す。」
この『副詞節』というところがミソですね。
節の品詞を意識してみよう!!
1のif節「私が温度をあげたら」は「気に障りますか?」という動詞にかかっていますので副詞節になります。(動詞を修飾出来るのは副詞ですね。)
“if I turn up the heat a little ?”という条件が“mind”にかかっている。
続いて2番を見てみますとif節「彼らが近い将来戻ってくるのかどうか(ということ)」は「知っている」という動詞の目的語になっています。
“if they will be back in the near future ?”は“know”の目的語。
目的語になれるのは『名詞節』なので「時や条件を表す『副詞節』では単純未来をwillではなく『現在形』で表す。」というルールに当てはまりません。
ですので名詞節の場合は未来を表す文では素直に“will”を使います。
いかがでしょう。
ちょっと難しいという方はまずじっくり文を訳して、副詞節か名詞節かを判断できるようにしてみてください。
見分け方の一つとして、副詞節なら動詞や文を修飾する、名詞節なら「~ということ」と、名詞的な訳をつけ足すことが出来るのがポイントです。
ぜひ週末に復習してみてくださいね!
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