みなさんこんばんは!今週も「瞬間英作文アプリ An Instant Reply」で英語脳を鍛えてくださいね!
さて、瞬間英作文やCHUNK英作文のトレーニングを行っていて慣れてくると、どんどん複雑な文を組み立ててみたくなりますよね。
みなさんが論文などを英語で書く必要があれば、複雑な文章を書く機会も多いと思いますが、日常会話では複雑な英語の組み立てを行う事はそれほど多くありません。
むしろ英語は構造的な言語なので会話ではなるべくシンプルに答える方が相手にも理解しやすく好まれます。
ただ、このシンプルな英語、実は慣れないと中々難しいんです。
というのも、英語で話されているシンプルなフレーズは、何かしら文法的に省略をしても問題のないものが省略され、文章がコンパクトにされているからです。
例えば以下の文を見てください。
“Why did he go out early in the morning?”
“To climb the mountain with his friends.”
「彼はなぜ早朝に出かけたのですか。」
「友人たちと山に登るためです。」
この二個目の理由を答える文章ですが、これはもともと“Because he’ll climb the mountain with his friends.”と言う文章でした。
しかし一つ目の文章で既に主語が「彼」であることが分かっていますので、主語を省略することが可能です。
ただし、主語がないのに接続詞の“Because”が来るのは文法的におかしいですよね。
なのでここではシンプルに理由を表す不定詞を利用し不要な主語や接続詞を省略した形としています。
このような理由を表す不定詞の用法は便利で良く使われます。
“Why do you need money ?”
“To buy this toy.”
「なんで君はお金が必要なの?」
「このおもちゃを買う為だよ。」
このような表現はある程度慣れが必要ですが、慣れるのに最適なのがCHUNK英作文。
なぜならCHUNK英作文では短い節やイディオムに区切って英作文を行うので、シンプルな英語の表現が頭に浮かびやすくなります。
また、同時に構造的に英語を考える事が出来るので、何を省略すべきかが流れの中で判断できるようになります。
英語と言うと、複雑な文章をスマートに話す姿が格好いいイメージがありますが、日常会話ではシンプルでわかりやすい表現が一番です。
ぜひその辺も考えながら英作文に挑戦してみてくださいね!
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