想像的なニュアンスを英語で出せますか?

みなさんこんにちは!!

本日も瞬間英作文/英会話練習アプリAn Instant Replyの中から、英会話で重要な文法事項をピックアップしていきましょう!


本日のテーマ

想像的なニュアンスは英語でどう表す!?

です。早速行きましょう!


さて、まずいきなりですが次の二つの文章を瞬間英作文してみてください。


A:Bettyへの記念日の贈り物は何がいいですか?


B:Bettyへの記念日の贈り物は何がいいだろうか?


似たようで少し違うニュアンスの二つの文。このニュアンスの差を出すにはどうしたらいいのでしょうか。


Aは誰かに単に聞いている文章ですが、Bは「いいのだろうか?」と想像、空想をしている状態ですね。この想像、空想状態の表現を助動詞を使って表現できるようになるというのが本日のポイントです。


では正解の前に少し、解説をしていきましょう。

助動詞と言えば、“can”や“will”、“may”などありますが、これらにはそれぞれ過去形があります。“can”は“could”、“will”は“would”、“may”は“might”となります。


これら助動詞の過去形では、気をつけないといけないことがあります。

それは、過去形だからといい、過去の意味を必ずしも表すわけではないということ。

助動詞の過去形が過去を表すには、以下の条件が必要となります。


1.述語動詞が過去形である文の名詞・副詞・形容詞節で用いられている。

2.過去を表す副詞や文脈があり、過去のことを述べているのが明白である。


これらの条件を満たさない場合、過去の助動詞は現在、又は未来のことを表します。


例えば例文を見てみましょう。

C:“I could run faster than him then.”

D:“I could run faster than him.”


Cには“then”という過去の意味を表す副詞がありますので“could”は過去として扱われ、「私は、その時彼より早く走れました。」という意味になります。

一方、Dは過去を表すものが何ものないので「私は彼より早く走れるだろう」という意味になります。


Dの場合で過去の意味としたい場合は“be able to”を使うのが一般的です。


このように、過去の助動詞は、常に過去を表すとは限らないと確認した上で、本日の瞬間英作文の問題を見てみましょう。


Bの文では「プレゼントは何がいいだろうか」と想像しています。このような想像のニュアンスをだすには“would”を利用します。


では、まずシンプルなAの文から解答を見ていきましょう。


A:Bettyへの記念日の贈り物は何がいいですか?

“What is a good anniversary present for Betty?”

となりますね。ここに“would”を加えると、「なにが~だろうか?」と想像のニュアンスが加わります。


B:Bettyへの記念日の贈り物は何がいいだろうか?

“What would be a good anniversary present for Betty?”


となります。


英語の少し難しいところではありますが、必ずしも過去形だからといって過去の意味を表すと限りません。慣れるまで、英会話で使いこなすには大変だと思いますが、この辺の理解は仮定法へも繋がっていきます。


さらに詳しく学習して慣れていきたいという方は、ぜひ瞬間英作文/英会話練習アプリAn Instant Replyの「高校文法総復習 ALL IN ONE Basic」の【助動詞(過去形と完了形)】を学習してみてくださいね!


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動名詞と分詞、区別できますか!?

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本日のテーマ

動名詞と現在分詞、どう見分ける!?

です。早速行きましょう!


動詞の“~ing”形で、名詞を修飾するものと言えば、動名詞と分詞の2種類がありますね。この2種類、見分けるのが非常に難しくないですか!?

ただ、1つのポイントを押さえることで、見分け方が非常に簡単になります。

では早速その見分け方をご紹介しましょう!


それは、その動詞の“~ing”形が、形容詞か、名詞かです。

形容詞として後ろの名詞を修飾しているのが、現在分詞。

名詞として後ろの名詞を修飾しているのが動名詞です。


ちなみに、名詞を修飾しているのだから、動名詞も形容詞ではないのかと考えてしまいがちですが、名詞には形容詞的用法があります。この用法は、文中に「名詞+名詞」となった場合、前の名詞が形容詞化して後ろの名詞を修飾します。


例えば“entrance”「入口」という名詞と、“fee”「料金」と言う名詞があわさり、“entrance fee”となれば、“entrance”が“fee”にかかり、「入口料金」⇒「入場料」となります。

この原理を動名詞に用いたのが、動名詞の形容詞的用法です。


“river fishing”⇒「川+釣ること(釣)」⇒川釣り


動名詞の場合はあくまで、名詞が形容詞化した状態で、名詞を修飾しています。


一方、現在分詞は、動詞が形容詞化していますので、「~している状態の名詞」と言う意味になります。


以下、わかりやすい例を見てみましょう。

「水泳のインストラクター」という単語を作りたい場合、「水泳」と「インストラクター」は両方名詞なので、動名詞を使い“a swimming instructor”と表現します。

これを分詞と解釈してしまうと、修飾する名詞の状態を表すので「泳いでいるインストラクター」となってしまいます。


この手の文は、前後の文の内容から、意味を判断しなければいけませんが、動名詞か、分詞かの区別を理解していれば、どちらでも対応出来ます。


いかがでしょう。本日ご紹介したのは、動名詞と分詞のほんの入り口です。

さらに詳しい内容を学習されたい場合は、瞬間英作文/英会話練習アプリAn Instant Replyの「高校文法総復習 ALL IN ONE Basic」の動名詞と、分詞の分野を学習してみてくださいね!


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動名詞と不定詞で違う“try”

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本日のテーマ

不定詞と動名詞で変わる“try”とは!?

です。早速行きましょう!


本日は3分で読める記事となっています。


まずは、以下の文を瞬間英作文してみてください。


1.Bobは試しにボタンを押してみたが、何も反応しなかった。


2.Andyはそのドアを押して開けようとしたが、固まっていた。


では解答の前に、動名詞と不定詞の両方をとる動詞の場合、どのような違いがあるのかをおさらいしましょう。


動名詞を使用する場合、「目下進行中のこと」あるいは、「既にしていること」という意味合いを含みます。一方、不定詞の場合は、「これからすること」の意味合いを含みます。

*これは全ての動詞に当てはまりませんが、この傾向が多くあります。


では先ほどの瞬間英作文の解答です。


1.Bobは試しにボタンを押してみたが、何も反応しなかった。

“Bob tried pushing the button but it didn’t respond.”


2.Andyはそのドアを押して開けようとしたが、固まっていた。

“Andy tried to push the door open but it was stuck.”


“try”も上記で説明した違いのある動詞の1つです。

1のセンテンスでは既に「押した」と言う状況ですが、2の場合はドアを開けようと「試みた」(行おうとした)という状況です。

tryは動名詞では「~することを試す、試しに~してみる」

不定詞では「~するために頑張る、~しようと努める」

と言う意味になります。


微妙なニュアンスの差ですが、“try”は会話でも良く登場すると思いますし、ぜひこれを機会に再度チェックしてみてくださいね!


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